2024年上半期のミームTOP10：インターネットを賑わしたトレンドを振り返る

テイルちゃん、2024年上半期にどんなミームが流行ったか知ってる？

そうだね！実際、2024年上半期もたくさんのミームが流行ったんだ。

今日はその中からTOP10を紹介するよ！

じゃあ、まず最初に紹介するミームは『猫ミーム』だよ。

そうそう。でも今回話すのは、猫ミームの中でも特に『複数の猫ミームのBB（ブルーバック）、GB（グリーンバック）素材などを用いて作られた動画の総称』のことだよ。

これはTikTokやYouTubeなどのSNSを中心に流行した、猫のインターネットミームを素材としたネタ動画のことを指しているんだ。

猫ミームの特徴は、複数の猫ミームのBBやGB素材を使って編集された動画が多いことだよ。

猫のかわいい仕草や面白い行動を撮影して、それをネタにして編集しているんだ。

例えば、猫が何かに驚いたり、困惑したりする瞬間を捉えた動画がよく使われるんだ。

猫ミームの元ネタは、元々は個々の猫の動画や画像がインターネット上で人気になったことから始まるんだ。

2023年頃からは、複数の素材を組み合わせて自分の日常のルーティーンを紹介する形式の動画が多く投稿されるようになったんだよ。

それがTikTokのショート動画として大いに流行したんだ。

2024年1月頃から、この猫ミーム動画をX（旧Twitter）に転載する人が現れ始めて、その存在が認知されるようになったんだ。

特に『カナダ留学行った時』というタイトルの動画がバズって、広く認知されるようになったんだよ。

次に紹介するミームは『BBBBダンス』だよ。

これは、楽曲『Bling-Bang-Bang-Born』のアニメーション内で、真顔のまま両腕を前に合わせて左右に大きく振りながら身体を上下に揺らす振り付けなんだ。

このダンスが元になって流行したんだよ。

BBBBダンスの特徴は、シンプルでキャッチーな振り付けだよ。

特に、真顔で踊ることがポイントで、そのギャップが面白いんだ。

楽曲のサビ部分で踊られることが多く、見る人に強い印象を与えるんだ。

元ネタはアニメ『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』のオープニングで使われた楽曲『Bling-Bang-Bang-Born』なんだ。

主人公のマッシュが真顔で踊るシーンが特に有名で、それがネットで話題になったんだ。

そうだよ！他のキャラクターや有名人を真似て踊らせる動画も増えていて、バリエーションが豊富なんだ。

次に紹介するミームは『レモンを舐めて顔全体が＊になる絵』だよ。

これは『レモンを舐めて顔全体が＊になる絵』が元になっているミームだよ。

キャラクターがレモンを舐めて酸っぱい顔をして、顔全体が＊の形になるイラストが使われるんだ。

レモンミームの特徴は、キャラクターがレモンを舐めて酸っぱさに耐えきれず、顔全体がしぼんでしまうというシンプルなものだよ。

この顔が＊の形になっているのが特徴で、見る人に強いインパクトを与えるんだ。

レモンミームの使用方法としては、キャラクターがレモンを舐めるシーンとその後に顔がしぼむシーンを組み合わせて使うことが多いよ。

その汎用性が高いところが魅力の一つだね！

元ネタは、2024年5月頃から流行り始めたんだ。特にVTuberのCeno氏が投稿した『レモンを舐めて顔全体がしぼむ』というイラストが大きな話題になったんだよ。

でも、実は2023年にも同じようなコンセプトの投稿があって、それがじわじわと人気を集めていたんだ。

次に紹介するミームは『踏めば助かるのに…』だよ。

これは、浜島書店の中学歴史資料集『学び考える歴史』に登場するロボットの台詞が元になっているんだ。。

このミームの特徴は、簡単な解決策がすぐそばにあるのに、それに気づかないキャラクターに対して辛口でその解決法をつぶやいてるロボットを描いていることだよ。

このミームは、さまざまなシチュエーションで使われるよ。
例えば、仕事で簡単な解決策を見逃している同僚に対する突っ込みとして使ったり、日常の中で見逃しがちなシチュエーションを面白おかしく表現するのに使うんだ。

元ネタとなっているのは、浜島書店から出版されている中学歴史資料集『学び考える歴史』に登場するロボットの台詞なんだ。

このロボットが、江戸時代の隠れキリシタンを発見するために使われた真鍮の踏み絵に対して『踏めば助かるのに…』と言ったシーンが元なんだ。

このロボットは本の冒頭で『記憶力はすごいけれど、人間のことをよく知らない』と説明されているんだ。

それで、踏み絵を踏むことが命を救う簡単な方法だと理解しているけれど、当時のキリシタンにとって踏み絵を踏むことが信仰に反する行為であるという背景を理解していないんだ。

これは、東方Projectのキャラクター、鈴仙・優曇華院・イナバの師匠である八意永琳（やごころ えいりん）を応援するための楽曲『Help me, ERINNNNNN!!』に出てくる掛け声なんだ。

2024年にこの曲が再び流行った理由は人気の音ゲー『プロジェクトセカイ』にも収録されたことかな。

リリースされたことを記念して新たにリメイク版とVOCALOID版も作られたんだよ。

この楽曲の特徴は、リズミカルで勢いのある掛け声が繰り返されることだよ。

特に『えーりん！えーりん！』のフレーズが印象的で、聞いていると元気が出るんだ。

元ネタは、東方Projectの二次創作から来ているよ。

そうだよ。多くの二次創作も生まれていて、長い期間ファンの間で愛されているんだ。

次に紹介するミームは『平成生まれだけを選んで吸い上げる穴』だよ。

読んで字のごとく平成生まれだけを選んで吸い上げる穴のことだよ！

このミームの特徴は、視覚的にインパクトが強いシーンと、その設定の奇抜さだよ。

特に『平成生まれ』だけを対象にしているという設定がユニークで、話題を呼んだんだ。

このミームは、平成生まれに関する話題やジョークで使われることが多いよ。

例えば、SNSで『平成生まれの人だけがわかるネタ』として使われたりするんだ。

元ネタは、2019年に公開された映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』だよ。

劇中でクォーツァーが平成の歴史をやり直すために使った兵器がこの穴なんだ。

次に紹介するミームは最近アニメが放送され人気を博している『しかのこのこのここしたんたん』だよ。

これは、同名のTVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のオープニングテーマ『シカ色デイズ』が元になっているんだ。

特にSNSを中心にバズっていて、YouTubeで公開されたノンクレジットオープニング映像は1000万回再生を突破したんだ

このミームの特徴は、リズミカルでキャッチーな楽曲と簡単な振り付けだよ。

「しかのこのこのここしたんたん」というフレーズが耳に残りやすく、思わず口ずさみたくなるんだ。

この楽曲が人気になった理由は、キャッチーなメロディと簡単に踊れる振り付け、そしてシュールな動きだよ。

色んな有名ユーチューバーやK-POPグループTWSのメンバーもダンス動画を投稿して、その人気がさらに広がったんだ。

元ネタは、『マガジンポケット』で連載中の同名マンガを原作とするTVアニメだよ。

女子高生の虎視虎子が、ツノの生えた少女鹿乃子と出会うことで人生がかき乱されるガールズコメディなんだ。

鹿好きの人なら面白いから絶対読んだ方が良いよ！

次に紹介するミームは『石丸構文』だよ。

石丸構文は、2024年都知事選挙戦で話題になった石丸伸二さんの発言から生まれたミームだよ。

石丸構文の特徴は、質問に対して繰り返しや回避的な応答をするところだね。

例えば、『さっき答えたばっかりですけど』とか『もう1回言えってことですか？』みたいな表現だよ。

石丸さんの論破スタイルが、ひろゆきさんのように感じられるところが面白かったんだと思うんだ。

質問に対して具体的な答えを避けるスタイルが、議論を避けているようにも見えて、ネット上でネタにされやすかったんだ。

他にもバズった理由はあるんだけど長くなるから、石丸構文についてまとめてる記事があるから気になる人は見てみて！

次に紹介するミームは『メズマライザー』だよ。

タイトルの『メズマライザー』は、英語の ‘mesmerizer’（催眠術をかける人）から来ているんだ。

これは、サツキ氏が作詞・作曲した楽曲だよ。

『メズマライザー』は、リズミカルなハッピーハードコアの曲調と、感情を押し殺しながら生きる現代人に対して催眠的な逃避策を提案する歌詞が特徴だよ。

メロディーは高速で高音域の楽曲から影響を受けているんだ。

この楽曲が人気になった理由は、そのポップな曲調にもかかわらず、歌詞やミュージックビデオに不穏な要素が含まれていることから、多くのリスナーが興味を持ったんだ。

サツキ氏が作詞・作曲した楽曲で、初音ミクと重音テトがボーカルを務めているんだ。

2024年4月27日にリリースされ、特にニコニコ動画やYouTubeで人気を集めているんだよ。

動画では初音ミクと重音テトが踊っているんだけど、その踊りが特徴的なことから、キャラを変えたりした動画や踊ってみた動画が作られたのがバズった理由として大きいかな！

いよいよ最後に紹介するのは『それガーチャー？』だよ！

これは、若者の間で流行っているフレーズで、『それガチ（本当）？』という疑問に続けて、『ほんまごめんやで！』と謝罪する表現なんだ。

特に、ギャル流の謝り方として人気が出ているんだよ。

このミームの特徴は、言葉に合わせたポーズを付けるところだよ。

『それガーチャー？』と指を指した後、顔の前で手を合わせて拝むポーズを取り、顔を横にずらして『ほんまごめんやで！』と笑顔で謝罪するんだ。

元ネタは、ギャルタレントの今井アンジェリカさんが広めたんだ。

ドラマ『ゼイチョー』で菊池風磨さんが使用したことで一気に広まったんだよ。

今井さんが振り付きで教える様子がSNSで拡散されたんだ。

そうだね！特に猫ミームなんかは流行ってから見なかった日はなかったぐらいだよ。

そうだね。インターネットのトレンドは常に変わり続けているから、2024年下半期もどんなミームが生まれるのか楽しみだよ。

もちろん！次回もお楽しみに。