【おかしい?】流行語大賞の意外な選考基準!誰が選び、なぜ知らない言葉が注目されるのか?

毎年12月になると話題になる「流行語大賞」。

その年を象徴する言葉が選ばれるイベントですが、ニュースを見て「こんな言葉、誰が使ってたの?」と思ったことはありませんか?

今年の流行語大賞の仕組みや選ばれた言葉に隠された秘密を、一緒に探っていきましょう!
テイルちゃん

バズ君、今年の流行語大賞が『ふてほど』って発表されたけど、私、そんな言葉聞いたことないよ。

バズ君

そうだね、テイルちゃん。

実際、SNSでも同じような反応が多いみたいだよ。

実際に流行語大賞ってどうやって選ばれているか知ってる?

テイルちゃん

うーん、よく知らないなぁ。

教えて!

バズ君

それじゃあ、流行語大賞ってどんな賞なのか、そしてどうやって選ばれているのかを説明するね!

「ふてほど」とは、2024年のTBSテレビ金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』を略した言葉です。

目次

流行語大賞とは?

テイルちゃん

バズ君、流行語大賞って毎年話題だけど、そもそもどんな賞なの?

バズ君

いい質問だね、テイルちゃん!

流行語大賞は、その年の日本社会を象徴する言葉を選び出す賞だよ。

主催しているのは、自由国民社が発行する『現代用語の基礎知識』という辞書みたいな本を作っている編集部なんだ。

1984年に始まった流行語大賞は、ニュースやSNSで注目された言葉を振り返る場として定着しています。

選考基準には以下の特徴があります

  • ノミネート語の選出
    • 編集部がニュースやSNS、読者アンケートを基に候補を選びます。
  • 選考委員会で審議
    • 委員たちが議論を重ね、トップテンと年間大賞を決定します。
  • 発表と授賞式
    • 毎年12月1日に授賞式が開催されます。

選考基準と知らない言葉が選ばれる理由

テイルちゃん

バズ君、流行語大賞って人気投票みたいなものかと思ってたけど、基準があるんだね。

でも、なんだかはっきりしない感じ?

バズ君

そうなんだよ。

公式には基準が提示されているけど、それが意外と曖昧で、選考委員の判断が大きく影響しているんだ。

そこが面白いところでもあるけどね。

流行語大賞の選考基準は、公式には以下のように説明されています

  • 世相を軽妙に反映すること
    • その年の出来事や価値観を象徴していること。
  • 大衆の目・耳・口を賑わせたこと
    • 広く話題になり、人々の関心を引きつけた言葉であること。
しかし、この基準には明確な数値やルールが存在しません

そのため、選考委員の主観や視点が強く反映されることが多く、それが「意外性」を生む原因となっています。

選考基準のポイント

  • 社会的意義を重視
    言葉がその年の重大な出来事や社会現象を象徴しているかどうかが評価されます。たとえば、「新NISA」や「南海トラフ地震臨時情報」など、政策や災害に関連する言葉が選ばれる理由がここにあります。
  • 特定コミュニティでの流行
    一般的な認知度が低くても、特定のコミュニティやSNSで大きな影響を持つ言葉が注目されることがあります。例として、「猫ミーム」や「ホワイト案件」などが挙げられます。
  • 選考委員の独自視点
    選考委員のバックグラウンドや専門知識が、選出に大きく影響します。たとえば、俵万智さんは言葉の美しさやニュアンスを評価し、姜尚中さんは社会学的な視点を持ち込みます。この多様性が選考結果に予測不可能な要素をもたらします。
テイルちゃん

つまり、みんながよく使った言葉が選ばれるわけじゃないんだね。

バズ君

そうだね。

それが流行語大賞の面白いところだし、議論が起こる理由でもあるんだよ。

2024年の流行語と選考委員

2024年流行語大賞ノミネート一覧

テイルちゃん

選考の仕方と知らない言葉が選ばれる理由はわかったよ!

それで今年の流行語はどんな言葉がノミネートされてるの?

バズ君

これが2024年のノミネートリストだよ!

2024年のノミネートリスト

  1. インバウン丼
  2. 裏金問題
  3. 界隈
  4. カスハラ
  5. コンビニ富士山
  6. 侍タイムスリッパー
  7. 初老ジャパン
  8. 新紙幣
  9. 新NISA
  10. ソフト老害
  11. トクリュウ
  12. 南海トラフ地震臨時情報
  13. 猫ミーム
  14. はいよろこんで
  15. 8番出口
  16. はて?
  17. Be Real
  18. 被団協
  19. 50-50
  20. ふてほど
  21. BlingーBang-Bang-Born
  22. ブレイキン
  23. ホワイト案件
  24. マイナ保険証⼀本化
  25. 名言が残せなかった
  26. もうええでしょう
  27. やばい、かっこよすぎる俺
  28. 令和の米騒動
  29. アサイーボウル
  30. アザラシ幼稚園
バズ君

このブログの他の記事でも取り上げたことのある、アザラシ幼稚園や猫ミームなんかもあるね。

テイルちゃん

アサイーボウルとかBling-Bang-Bang-Bornみたいな言葉は聞いたことあるけど、全部知ってる人ってどれくらいいるのかな?

2024年審査員

テイルちゃん

ねえバズ君、2024年の流行語大賞の選考委員ってどんな人たちなの?

昔と比べてどう変わったの?

バズ君

面白いところに気づいたね!

2024年の選考委員は、文化やエンタメの視点が強いのが特徴なんだ。

昔と比べて、メンバーの多様性がさらに広がっているよ。

たとえば、2024年はこんな顔ぶれだよ。

2024年審査員過去の審査員
金田一秀穂(杏林大学教授)
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
パトリック・ハーラン(お笑い芸人)
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
清水均(元『現代用語の基礎知識』編集部長)
姜尚中(東京大学名誉教授)
俵万智(歌人)
テイルちゃん

お笑い芸人や漫画家もいるなんて、すごく面白い組み合わせだね!

バズ君

昔の選考委員は、学者やジャーナリスト、広告業界のクリエイターが中心だったんだよ。

選考委員会は、社会学者、言語学者、文化人など多様な背景を持つ専門家で構成されています。

流行語大賞を楽しむためのポイント

テイルちゃん

バズ君、流行語大賞って知らない言葉があっても楽しめるのかな?

ちょっと難しい気もするけど…。

バズ君

そんなことないよ、テイルちゃん。

流行語大賞は、その年を振り返るいい機会なんだ。

知らない言葉があっても、背景を知ると面白くなるよ。

流行語大賞を楽しむためのポイント

  • 選ばれた言葉の背景を調べる
    • 流行語大賞に選ばれた言葉は、社会や文化の一部を反映しています。知らない言葉があれば、その言葉の背景やエピソードを調べてみましょう。新しい知識や発見があるかもしれません。
    • 例:2024年の「ふてほど」はドラマの略称ですが、元のタイトルや内容を知ると、より深く楽しめます。
  • 自分なりの流行語を考える
    • 家族や友人と「自分たちの流行語大賞」を選ぶのも楽しいです。今年1年の出来事や思い出を振り返りながら、自分たちにとって特別な言葉を決めてみてはいかがでしょうか。
  • 議論を楽しむ
    • 「どうしてこの言葉が選ばれたの?」という疑問をきっかけに、家族や友人と話し合うのもおすすめです。流行語を通じて、その年の出来事や価値観について意見交換ができます。
  • 選考結果を振り返る
    • 過去の流行語大賞をチェックすると、時代ごとのトレンドや社会の変化がわかります。昔の流行語を見て「懐かしい!」と盛り上がるのも一興です。
バズ君

流行語大賞は、言葉を通じてその年を振り返るイベントだから、楽しみ方はいろいろあるよ。

テイルちゃん

じゃあ、来年は自分でも『私の流行語』を決めてみようかな!

バズ君

いいね!

それが流行語大賞の醍醐味だよ。

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